2012年6月23日土曜日

48区域分け、各2時間 関電が計画停電体制発表

☆48区域分け、各2時間 関電が計画停電体制発表 48区域分け、各2時間 関電が計画停電体制発表 京都新聞 6月22日(金)23時29分配信 記者会見で、頭を下げる関西電力の生駒昌夫副社長(左)ら=22日午後、大阪市北区の関西電力本店+  関西電力は22日、今夏の電力不足に備えた計画停電の実施方法を発表した。管内を48区域に分け、京都、滋賀など各支店管内に12区域ずつ割り当てた。地域をばらつかせながら1日当たり1区域2時間ずつ停電させる。医療機関や鉄道、原子力発電所の周辺30キロ圏内などは停電対象から除外したが、家庭や企業などで混乱も予想され、関電は該当区域の周知に努める。  政府が同日決定した電力需給対策に沿い、中部・西日本の6電力管内全体の供給余力が1%を下回った(電力使用率99%超)場合に実施する。  計48区域は管内を6グループに分け、さらに各グループをA~Hに8分割した。実施に際しては時間帯を日ごとにずらし、電力不足量に応じて区域数を調節する。1区域当たり契約口数は平均約25万軒で、電力量は約44万キロワットになる。停電を行うかどうかは前日夕方に公表し、当日の実施2時間前に停電させる区域を最終決定する。  社会的影響の大きい施設は停電対象から除く。救命救急センターや市民病院、府県庁や市区町村の本庁舎、消防・警察本部、鉄道など。原発周辺30キロ圏内も防災上の理由から対象外とする。京滋では舞鶴市と伊根、和束両町の全域、宮津市のほぼ全域、長浜市や高島市の一部などが除外地域になる。関電全体で総需要の約3割を占める。  計画停電は節電を要請する7月2日~9月7日の午前8時半~午後9時が対象。土日祝日と8月13~15日は実施しない。大阪市の本店で発表した生駒昌夫副社長は「心配や迷惑をおかけし、おわび申し上げたい。地域などに偏りがないようにした」と述べた。  区域割りは関電が7月初旬に契約者にダイレクトメールで通知する。関電ホームページで14桁の「お客さま番号」を入力すると区域が分かるシステムを導入。専用フリーダイヤル(0120)911777も設ける。

0 件のコメント:

コメントを投稿